貧乏症候群
タイトルはただの思いつき。
中学生の頃、親から貰ったお小遣いは部活帰りのコンビニとか自販機のジュースなんかに使っていた。
もちろんお小遣いなんて大金じゃないから毎日ってわけではないけど、だからこそ当時はそんな買い物が贅沢のように思えるも、お小遣いがある限りは特に躊躇なくお金を使えていた。
そして自分でお金を払って自分の買いたいものを買うという行為に少しだけ大人になった気がしたりもした。
社会人となった今はお小遣いは貰っていない。
けれど毎月手に入るお金はお小遣いよりも桁違いに増えて何十倍、何百倍も使えるお金が増えたのに、当時は躊躇なく買えたコンビニの150円のチキンを買うのに今は二の足を踏むのはなぜだろう。
自分で働いて稼いだお金だから貴重に感じるってのもあるかもしれない。
でも理由はそれだけではないし、もっと大きな理由があると思う。
なんとなくお金を貯めておかないと不安になる。
別に将来の人生設計図なんて何も考えていないけど、お金はあって越したことはないと思うし、いざって時に困らなくなる。
会社の同僚で「給料なんてすぐ使っちゃうから貯金なんてできない」って言う人はいるけど、その金銭感覚が分からない。
何にお金を使ってるかは分からないけど、そんな簡単に給料全部手放して不安はないのだろうか。
コンビニの500円の弁当を高いと思ってしまう。
スーパーならもっと安く買えるし、弁当に限らず基本的にスーパーの方が安いからコンビニで買い物することなんて滅多にない。
割引シールが貼られていると○○円得したとかイチイチ計算してしまう。
バスで200円払うのを高いと思ってしまう。
自転車か徒歩ならお金がかからないのにイチイチ考えてしまう。
まぁこれは決して悪いことではないと思う。
と言うより何も考えずに馬鹿みたいにお金を使って生活に苦しむよりはいいとは思う。
でも僕は貯金に目的はないから、いくら貯めてもこの漠然とした不安は消えないと思う。
たとえ将来1000万、2000万の貯金ができても僕は150円のコンビニのチキンを買うのに躊躇してしまうのだろう。
なんてまるでエッセイのように書いてみたら、僕がすごいケチで倹約家に思われそうだけど、お金を使うこと全てに恐怖してるわけではないです笑
買いたいものは高くても買う時はあります。
服とかは安いのをいっぱい持つより、自分が気に入った少数を長く使う方がいいなというミニマリスト的な思考もあるので、ちょっと高い服を買ったりもします。
これについてはまた今度書こう。
ただお金を払わなくて済むなら払いたくないって感じです。
いや、これをケチって言うのかな?笑